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史上最年少棋士、14歳の藤井聡太4段(日本将棋連盟関西本部所属)が、将棋界に旋風を巻き起こしています。

1日の対局戦でも次々と勝利し、デビュー以来公式戦15連勝を勝ち取っていますよね。

将棋界の第一人者、羽生善治三冠(46)に「すごい新人が現れた」といわせるなど、実力は「本物」と多くの棋士たちに認められつつあるようです。

  出典写真:毎日新聞より

目次

藤井旋風巻き起こす、デビューから15連勝

トップ棋士ら絶賛「末恐ろしい勝負師だ!」

この日、藤井四段は、東京都渋谷区の将棋会館で行われた竜王戦6組ランキング戦決勝で金井恒太六段(30)に午後8時55分、90手で勝ち取りました。

金井六段の矢倉戦法に対し、藤井四段はプロ棋戦で流行っている急戦を採用。

仕掛けで優位に立ち、寄せ切りました。

終局後、藤井四段は「15連勝は驚きで、プロとしてやっていく自信になった。ここまで来たら6組の決勝も可って本線入りしたい」と語っていました。

金井六段は「藤井さんは優位になってからじっくり時間をかけ、しっかりした将棋だった」と語っていました。

次戦は4日の新人王戦で、横山大樹アマと対局することになっています。

またこんなエピソードがあります。

谷川浩司九段(55)の指導対局を受けた際、負けが確実になった藤井少年が盤を抱えて泣きじゃくった姿を見て、師匠の杉本昌隆七段(48)は「生まれながらの勝負師だ」と実感したと語っていました。

プロ入り直後は、序盤が弱点といわれたが、ネットテレビの企画で敗北したトップ棋士は「プロ入り前の一年前に対局した時とは別人だった」といいます。

「14歳ながら課題を着実に克服している。末恐ろしい」と曰く。

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史上5人目の中学生棋士

昨年、史上5人目の中学生棋士になった藤井四段は、愛知県瀬戸市に在住。

4月に中学3年生になったばかりです。

日本将棋連盟の2拠点のうち大阪市の関西本部に所属。

昨年12月のデビュー戦で現役最年長の加藤一二三九段(77)に勝利したのも記憶に新しい。

非公式戦ながらもインターネットテレビの企画で羽生三冠を破って見せた。

快進撃を支えるのは、圧倒的な終盤戦です。

プロも参加する詰め将棋解答選手権のチャンピオン戦を三連覇しています。

デビュー戦の局後の感想戦では、数百手にも及ぶ『詰む・詰まない』の変化手順を盤上に示しました。

盤側で見守った同連盟会長の佐藤康光九段(47)は「同じ人間とは思えない読みの深さと速さ」は尋常ではないと嘆息させた。

その終盤力を培ったのが、負けず嫌いの性格からきているようです。

☖ 下記表はプロ棋士になるための昇段条件

※ 竜王線の条件では”飛び級昇段”ができることになっています。

※ 抜群の成績を上げた場合は、連盟理事会で審議の上、昇段ができることになっています。

※ 引退した棋士らが、年数などを加味して昇段することもあります。

 

藤井四段の五段昇格はいつ?

そもそも将棋を始めたきっかけはなんだったの?

それは5歳の時から藤井くん祖母や祖父から、将棋を教えてもらったのがきっかけだったそうですよ。

その後すぐに地元の将棋教室に通いはじめて、めきめき頭角を現したようですね。

将棋の天才って言われる人たちって、ほんとに小さいときから素質があり、好きで始めているんですよね。

ところで、藤井くんの通う学校ってどんなところ?

中高一貫校の名古屋大学教育学部付属中学・高等学校は、偏差値66と高いですね。

やはり将棋で培われた集中力は、勉強でも発揮されているんですね。

ウィキペディア フリー百科事典引用

【昇段履歴】

昇段規定は、将棋の段級 を参照しています。

2012年9月 6級 = 奨励会入会

2012年11月 5級

2013年5月 4級

2013年6月 3級

2013年9月 2級

2014年4月 1級

2014年6月 初段

2015年2月 二段

2015年10月 三段

2016年度前期(第59回)より三段リーグ参加

2016年10月1日 四段(第59回奨励会三段リーグ優勝) = プロ入り

在籍クラス

竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラス を参照。

記録

史上最年少棋士 – 14歳2か月

新人連勝記録 – 14(2017年4月26日現在。継続中)

詰将棋解答選手権 優勝3回 第12回(2015年)~第14回(2017年)

こうしてみると、五段昇格は1年とかからないのではないでしょうか。

それより26日から始まる竜王戦本線に出場する藤井聡太四段は、挑戦者になれば一気に「七段」になるかも・・・。

また竜王になれば「八段」になる可能性は充分にあり得ることではないでしょうか。

やはり本線出場中の棋王のタイトルをとれば、「七段」になるでしょう!

これからも”藤井旋風”はしばらく続きそうですね。

 

まとめ

もともとの素質もあるでしょうが、努力して確固たる地位を一歩一歩のぼりつめていく様は、どんな分野にしろ気持ちがいいものです。

自分もやれるのではなかろうか、やってやろうというパワーをもらえますものね。

そういうことは年齢に関係なく、みんなを幸せにでき、やっててよかったと思うでしょから・・・。

またひとつ優秀な少年が、将棋界に出現してくるなんて、私の中に輝く星ができたというものです。

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