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年金受給なんてまだまだ先のこと、な~んて思っていませんか。

それに、まともにもらえるかどうかもわからないのに、と疑問に思ったりして・・・?

特に40~50歳代の自営業の方や、フリーランスで仕事をしている方必見です。

いえいえ、そんなこと思うよりは、まずはすることして自分の年金を増やすことに注視していきましょう。

このようなことはお役所任せではいけませんので、自分の足で日本年金機構で詳しく聞くことですね。

やさしく電話応対もしてくれますし、とにかく自分の年金受給額をきちんと確認しておくべきです。

目次

もう少し年金額を増やす方法はな~い?

年金額が思ったより少ないのですが・・・?

1 少ないと思ったら1997年以前の記録は、要注意です。「消えた年金」はないかどうかを日本年金機構に確認しましょう。

まずしなければならないことは、自分の年金記録を確認し、記録漏れや誤りがないかチェックすることです。

1997年に持ち主不明の年金記録が約5000万件発覚し、「消えたねんきん」としてかなり問題になりました。

現在も2000万件が未解決となっています。

こんなずさんなことも起こりうることがありますので、「ねんきん定期便」などはしっかり確認することを、お勧めいたします。

ねんきん定期便が手元にない時は、最寄りの年金事務所に問い合わせし、確認をしましょう。

記録漏れや誤りが見つかったら、すぐに訂正の手続きをしてください。

この手続きには期限や時効はありませんので、たとえ古い記録でも見つかれば、現在または将来の受給額に反映されます。

 

記録漏れや誤りが起こりやすい人はこんな人です!

働いていなかった人

  • ☑ 学生だったが、国民年金に加入していた
  • ☑ 夫の扶養家族だったが、国民年金に加入していた

働いていた人

  • ☑ 退職後、結婚して生が変わった
  • ☑ いろいろ名前の読み方がある(例として長田はおさだ・ながた)
  • ☑ 事情により、本名とは異なる名前で勤めていた
  • ☑ 事情により本来とは違う生年月日で勤めていた
  • ☑ 転職のたびに年金手帳が新たに発行されたが、一つにまとめる手続きをしていない
  • ☑ 勤務先の会社が、合併、社名変更、倒産した
  • ☑ 保険の外交員などをしていた

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2 もう少し年金額を増やしたいのですが、どうしたらいいですか?

2  国民年金の任意加入や付加年金で、満額受給を目指しましょう!

2018年度の老齢基礎年金の満額は、年額77万9300円になります。

20歳から60歳になるまでの40年間の全期間、保険料を納めた人が満額を受給できます。

加入期間が40年未満の人は、65歳まで国民年金に「任意加入」し、現役時代と同じ保険料を延長して支払うことによって、満額を受け取ることができます。

ただし、65歳まで任意加入したとしても、受給資格の10年に満たない場合、1965年4月1日以前生まれの人に限り、最長70歳まで延長することができます。

任意加入と併せて「付加年金」も加入するとさらに効果的になるでしょう。

月額400円の保険料を国民年金に加えて納めると、納めた月数×200円が、将来の年金に上乗せされます。

年金を2年受給すれば元が取れてお得になります。

年金事務所に行く場合のアドバイス

56歳のB子さん。

3歳年上で現在も現役で働いているご主人が、年金について調べ始めたのをきっかけに、自分の年金額や受給タイミングについて考えることにしました。

それからというもの、年金事務所に何度も足を運び、繰り上げや繰り下げなど様々な受給パターンを、シミュレーションしてもらいました。

「きちんと保険料を納めてきましたので、年金は満額でもらいたいですね。いろいろ比較した結果、老齢基礎年金は、通常の65歳からの受給を希望しています。現在は厚生年金の一部の報酬比例部分と、企業年金を受給しています」とのこと。

約6年の会社勤めを経て結婚し、以来専業主婦というB子さん。

当初、年金事務所に赴いたとき、自分が企業年金に加入していたことに気づいていませんでした。

でもその場で相談員の方に、指摘され加入履歴があることがわかりました。

本来、企業年金の問い合わせ先や手続き先も異なるため、そのようなことも詳しく教えてくれました。

「年金事務所を訪ねることにより、納得のいく選択ができました」とB子さんは語ってくれました。

まとめ

年金事務所って、やはり足が遠のきますよね。

しかし、案外と親切丁寧に教えてくれるものですよ。

一度行って見るのもいいかもしれませんね。

その時にこれだけは聞いてほしい「ひとことアドバイス」を。

  1. 繰り上げ(60歳)・通常(65歳)・繰り下げ(70歳)それぞれの場合の受給金額を、聞いてください。
  2. できるだけ有利なもらい方はないかを、聞いてください。
  3. 年金を増やす方法はないかを、聞いてください。

年金事務所では個々にあったアドバイスが、いただけます。

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