将棋の藤井聡太四段(15)が10月1日でプロ入り1年を迎えます。
史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となり、デビュー後は前人未到の29連勝を記録しましたよね。
その活躍は社会現象にまでなりました。
現に私なんかは、全然将棋のことを知らなかったわけですから、将棋の世界がここまで奥深かったなんて、チョッとびっくりです。
しかしこうしてみると、藤井聡太四段のおかげで将棋の世界のことを調べさせてもらい、私も飛躍の1年になりそうです。
では彼の今後の未来への挑戦を、予想してみましょうか。
目次
藤井聡太四段の未来への挑戦
10月より、いよいよ第26期「銀河戦」が開幕しますよね。
全棋士と女流棋士2名、アマ4名が8つのブロックに分けられ、各ブロックでパラマス式トーナメントを行います。
んっ⁇、ところでパラマス式トーナメントって初めて聞くんだけど、詳しく教えて!
パラマス式トーナメントとは?
それでは下記の(※1)をご覧ください。
極端に山の偏った勝ち残り式トーナメントのことをいうのですが、強い棋士ほど後に登場するため、勝つたびに立ちはだかる壁が、高くなっていきます。
なので、かなり厳しい戦いとなりますね。
しかし厳しいからこそ、藤井聡太四段にとっては、やりがいのある挑戦となることでしょう。
▲本棋戦は、将棋棋戦では珍しいパラマストーナメントで行われます。ブロックごとの最終勝ち残り者と最多勝ち抜き者が、決勝トーナメントに進出する仕組みになっています。
藤井聡太四段史上初8大タイトルを制することができるか!?
下記は、数多くあるプロ棋戦の中で、最も権威ある「タイトル戦」です。
中でも「竜王戦」は最高峰といわれています。
今回今年5月、新たに「叡王戦」が昇格し、8大タイトルに加わりました。
藤井四段の空前の活躍は、一般の方々の将棋界への注目が高まっていますね。
これまでの藤井四段の記録を挙げてみました。
- 詰将棋解答選手権三連覇
- 四段昇段最年少記録14歳2か月
- 史上最年齢差対局に勝利 加藤一二三九段との対局(年齢差62歳)
- 史上初!公式戦29連勝
藤井四段の将棋界の稀なる特徴とは?
AI世代の申し子ともいわれる藤井四段の特徴とは・・・。
- 「ミス」が少ない 序盤・中盤・終盤にわたり、隙のない指し回しで、相手を追い詰めていく。
- 「チャンス」を見逃さない 終盤の寄せに定評があり、こことばかりにチャンスを見逃さない。
- 藤井四段独特の「クセ」がある 藤井四段が対局中に相手をチラ見する「藤井ニラミ」は、自身が優勢と判断している印。
これまで将棋界歴に残る「中学生棋士」でプロ入りした棋士は?
超一流は、早熟のようで、昨年プロ入りした藤井聡太四段を含めて5人である。
これまで中学生で四段に昇段した棋士は、全員がタイトルホルダーになっています。
ではその5人とは?
<歴代中学生棋士>
棋士名(年齢) プロ入り年齢 獲得タイトル
藤井 聡太(15歳) | 14歳2か月 | ー |
加藤一二三(77歳) | 14歳7か月 | 通算8期 |
谷川 浩司(55歳) | 14歳8か月 | 通算27期 |
羽生 善治(46歳) | 15歳2か月 | 通算98期 |
渡辺 明(33歳) | 15歳11か月 | 通算19期 |
藤井聡太四段:史上初8大タイトルを制するのは?【華やぐ美V1】まとめ
藤井聡太四段が、中学生プロ棋士になって1年になりました。
あっという間に時が刻まれたという感じです。
いえいえ、藤井聡太四段だけではありません。
私にとっても、目まぐるしい勢いで新しく移り変わろうとしています。
しかし何といっても、目の前の出来事に対して、全力を尽くして前へ進むということなんですよね。
後ろを振り向かない。
前へ前へ進むしかないのです。
そういう中で、新たな問題や課題が出てき、それらを一つ一つクリアしていき、一歩一歩前進していくんですよね。
彼はまだ15歳!
まだまだ未知の世界があります。
記録更新が・・・・!