将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)(日本将棋連盟関西本部所属)は2日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で竜王戦(読売新聞社主催)の本戦2回戦で、ついに佐々木五段に敗れた。
佐々木五段はスイス生まれの埼玉県三郷市育ち、16歳でプロ入りした若手の実力者です。
今回、決勝トーナメントで佐々木五段は、序盤で作戦勝ちし、そのまま逃げ切ったという状態でした。
目次
藤井四段悔しさにじませ『もっと強くなる』という目標を掲げる!
14歳藤井四段対局増すごとに心技の成長が見れる
藤井聡太四段(14)の連勝が2日、29でストップしましたよね。
しかし29連勝は、デビュー約半年で達成した前人未踏の大記録なんですよ。
それだけでも大したものです。
その実力はもはやトップクラスの存在となっています。
佐々木勇気五段(先手)×藤井聡太四段(後手)の第30期竜王戦決勝トーナメントの動画は下記へ。
対局戦が終わった後の二人のコメント
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”藤井四段”] これまで連勝できたのは、自分の実力からすると出来すぎ。もっと強くなってファンの方に楽しんでもらえる将棋を指せるように頑張りたい [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”佐々木五段”]相手が強いのは実感していたので、先手番をとれたのが大きかった。プレッシャーはありましたが、私たちの世代の意地を見せたい、と思っていたので、『壁』になれてよかった[/speech_bubble]
藤井聡太四段連勝の軌跡
対局日 | 対局相手 | 棋戦名 | |
1 | 2016年12月24日 | 加藤一二三・九段 | 竜王戦6組 |
2 | 2017年1月26日 | 豊川孝弘・七段 | 棋王戦予選 |
3 | 2月9日 | 浦野真彦・八段 | 竜王戦6組 |
4 | 23日 | 浦野真彦・八段 | NHK杯予選 |
5 | 北浜健介・八段 | NHK杯予選 | |
6 | 竹内雄悟・四段 | NHK杯予選 | |
7 | 3月1日 | 有森浩三・七段 | 王将戦予選 |
8 | 10日 | 大橋貴洸・四段 | 新人王戦 |
9 | 16日 | 所司和晴・七段 | 竜王戦6組 |
10 | 23日 | 大橋貴洸・四段 | 棋王戦予選 |
11 | 4月4日 | 小林裕土・七段 | 王将戦予選 |
12 | 13日 | 星野良生・四段 | 竜王戦6組 |
13 | 17日 | 千田翔太・六段 | NHK杯本戦 |
14 | 26日 | 平藤真吾・七段 | 棋王戦予選 |
15 | 5月1日 | 金井恒太・六段 | 竜王戦6組 |
16 | 4日 | 横山大樹・アマ | 新人王戦 |
17 | 12日 | 西川和宏・六段 | 王将戦予選 |
18 | 18日 | 竹内雄悟・四段 | 加古川青流戦 |
19 | 25日 | 近藤誠也・五段 | 竜王戦6組 |
20 | 6月2日 | 澤田慎吾 ・六段 | 棋王戦予選 |
21 | 7日 | 都成竜馬・四段 | YAMADA杯 |
22 | 阪口悟 ・五段 | YAMADA杯 | |
23 | 宮本広志・五段 | YAMADA杯 | |
24 | 10日 | 梶浦宏孝・四段 | 叡王戦予選 |
25 | 都成竜馬・四段 | 叡王戦予選 | |
26 | 15日 | 瀬川晶司・五段 | 順位戦C級2組 |
27 | 17日 | 藤岡隼太・アマ | 朝日杯予選 |
28 | 21日 | 澤田慎吾 ・六段 | 王将戦予選 |
29 | 26日 | 増田康宏・四段 | 竜王戦本線1回戦 |
● | 7月2日 | 佐々木勇気・五段 | 竜王戦本線2回戦 |
藤井聡太四段将棋速報【動画】~29連勝記録更新ならず~まとめ
将棋界で前人未未到の29連勝を達成し、今回30連勝に挑んだが、惜しくも連勝ならずでした。
しかし今後の活躍にも、大いに期待が膨らみ、これからが楽しみだ。
現に私なんか将棋のことは、皆目わからない。
指したこともない。
実際に将棋盤や駒も見たことはない。
だけどなぜかしらん、65歳になってエネルギーをもらえるのはなぜでしょう。
また将棋の内容がわからなくとも、見ているだけで面白い、楽しい。
プライベートのすべてのことが前向きに、物事を考えられるのは、藤井聡太四段の魔力か。