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自動車学校ご卒業おめでとうございます。

と同時に教習所での学科と実習、お疲れさまでした。

厳しい教官に腹立たしい思いをされた方、優しく教えてくれた教官などなど、いろんな先生に出会われたことでしょう。

それもこれもみんな、あなたにあわせて指導をしているのですよ。

教習所の職員室では、生徒の性格や特徴を把握され、事故が起きないよう無事に卒業できるよう指導しているのです。

車を運転するときは、精神的にいつも安定しているとは限りません。

イライラしたり、不安定な精神だったり、とにかく日々変化するものです。

それらを見極めて教官の方々は、生徒に合わせて指導をしてくれているのです。

しかしそんなことも自動車学校を卒業したら、みんな忘れてしまいます。

さぁー、次は本免のセンター試験になりますよ。

学科試験は、〇×式で90問(1問1点)、イラスト式危険予測問題5問(1問2点)、これらの問題を50分間で解答し、90点以上で合格となります。

教習所で習ったことを、繰り返し学習し、1発で本免学科試験を合格しましょう。

そこで補足として、よく出題されるひっかけ問題や、見える危険、見えない危険の「危険予測問題」を、ピックアップしていきたいと思います。

目次

本免学科試験合格へのちょっとしたコツ!

本免学科試験には、イラストによる危険予測問題が必ず5問出題されます。

危険予測問題は、1問につき(1)、(2)、(3)の3つの問が出ます。

イラストを見ながら問題をよく読み、自分が実際に運転しているつもりになって解答してください。

そこで適していると思われるものは、不適当と思われるものにはを、それぞれにつけます。

注意しなければいけないのは、問の3つがすべて正解でなければならないということです。

3つすべて正解だと2点の得点になります。

なのでこの2点はかなり合格点に左右される、最も重要な問題になってきます。

本免試験はひっかけ問題や危険を予測した”死角”の問題が出るので注意すること!

本免学科試験によく出題されるひっかけ問題

  1. 車に働く遠心力は、速度の2乗に比例して大きくなり、また、カーブの半径が大きいほど大きくなる。× 解説:遠心力は、カーブの半径が小さいほど大きくなります。
  2. 急カーブや曲がり角では、スピードを出して通行すると危険であるから法定速度で通行する。× 解説:そのまがり角に合った安全速度で通行します。
  3. 人を降ろすために停止しようとして徐行している車の前に出ることは、割り込みにならない。〇 解説:交差点や踏切などでの停止や徐行でないので割り込みにはなりません。
  4. 警音器は「警笛鳴らせ」の標識があるところ以外では、絶対に鳴らしてはならない。× 解説:危険を避けるためやむを得ないときは、警音器を鳴らすことができます。
  5. 車は「こう配の急な上り坂」「上り坂の頂上付近」「こう配の急な下り坂」では、追い越しが禁止されている。× 解説:こう配の急な上り坂は、追い越し禁止場所ではありません。
  6. シートベルトをするとき、腰ベルトは腹部を巻くようにしめるとよい。× 解説:腰ベルトは、骨盤を巻くようにしめます。
  7. 標識や標示で最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道での大型乗用自動車、大型貨物自動車の最高速度は、100キロメートル毎時である。× 解説:大型貨物自動車の最高速度は、80キロメートル毎時です。
  8. 走行中タイヤがパンクした時は、ハンドルをしっかり握って車体をまっすぐ保ち、エンジンブレーキとフットブレーキで車を止めるようにする。〇 解説:問のとおりです。
  9. 自転車横断帯とその端から前後30メートル以内では、駐停車してはならない。× 解説:5メートル以内の場所が、駐停車禁止場所です。
  10. 人を待つため、継続的に停止していても、運転者が運転席にいれば停車である。× 解説:運転者が車にいても、継続的に停止すれば駐車になります。

本免学科試験によく出るいじわる問題

  1. エアバックのついている車は安全なので、シートベルトをしなくてもいい。× 解説:エアバックがついていてもシートベルトはする。
  2. 公道を一般自動車で走る際には、必ずシートベルトを着用する必要がある。× 解説:疾病等のため座席ベルトを装着することが適当でない者が、普通自動車等を運転するとき、緊急自動車の運転者が当該自動車を運転するとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りではない。
  3. 原動機つき自転車は、公道50km/h以上で走ってはならない。× 解説:30㎞/h以上である。
  4. 制限速度30km/hの道路では、その速度を超えて走行することは許されない。× 解説:非常時はその限りではない。
  5. 夜の道路は、危険なので気をつけて運転しなければならない。× 解説:昼夜問わず気をつけて運転しなければならない。

本免学科試験によく出題される危険予測問題

問1 30km/hで進行中、前方が渋滞してきました。どのようなことに注意して運転しますか。

(1)後続車に割り込まれると危険なので、前車との間隔をつめる。

問1-(1) 前車の動きによっては、急ブレーキで転倒するおそれがあります。

(2)歩道上の歩行者が進路上に出てくるかもしれないので、進路を中央線付近に変えて、やや加速して通過する。

問1-(2) 渋滞中の車の間やバスのかげから歩行者が飛び出してくるおそれがあります。

(3)路面が滑りやすくなっているので、急なブレーキ操作をしない。

問1-(3) 問のとおりです。

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問2 30km/hで進行しています。どのようなことに注意して運転しますか。

(1)こどもが進路上に飛び出てくるおそれがあるので、いつでも止まれる速度に落として進行する。

問2-(1) 問のとおりです。

(2)歩行者の横で対向車と行き違うと危険なので、左へ寄り歩行者の後方で一時停止して、対向車に進路をゆずる。

問2-(2) 問のとおりです。

(3)歩行者の横で対向車と行き違うと危険なので、対向車が来る前に加速して、歩行者の側方を通過する。

問2-(3) 対向車と衝突する恐れがあります。対向車は意外に早く接近してきます。

 

問3 40km/hで進行しています。どのようなことに注意して運転しますか。

(1)歩行者が横断すると危険なので、車の接近を知らせるため前照灯を上向きにして進行する。

問3-(1) 歩行者と接触するおそれがあります。車が接近する前に横断できると判断したり、合図の意味を知らないなどの歩行者がいます。

(2)車の間から歩行者が横断するかもしれないので、速度を落として進行する。

問3-(2) 問のとおりです。

(3)歩行者は前方の横断歩道を横断し、車の直前は横断しないと思われるので、青信号で通過できるようにして、進行する。

問3-(3) 車の直前を横断するおそれがあります。

問4 40km/hで進行しています。どのようなことに注意して運転しますか。

(1)対向乗用車が追い越しをしようとしているので、素早く速度を落とし、できるだけ左側に寄る。

問4-(1) 問のとおりです。

(2)対向乗用車の追い越しは危険なので、追い越しを中止させるために、警音器を鳴らし、このままの速度で進行する。

問4-(2) 対向車が追い越しを中止しても衝突のおそれがあります。速度を落とし、できるだけ左側に寄ります。

(3)対向乗用車は、自車の接近に気づいて追い越しを中止すると思われるので、このままの速度で進行する。

問4-(3) 速度を落とし、できるだけ左側に寄ります。

問5 40km/hで進行しています。直進するとき、どのようなことに注意して運転しますか。

(1)大型車のかげで前方が見えないので、いつでも止まれるように、速度を落として進行する。

問5-(1) 問のとおりです。

(2)大型車の直後を進行すると安全なので、大型車との車間距離をつめる。

問5-(2) 大型車がブレーキを踏むと衝突するおそれがあります。

(3)大型車のかげで前方が見えないので、進路を大型車の左側方にそって加速して進行する。

問5-(3) 横断歩行者などと接触するおそれがあります。

 

本免学科試験を1発で合格するチョッとしたコツ教えます!まとめ

本免学科試験を1発で合格するためのコツは、月並みですが、教習所で習ったことを繰り返し勉強するほかないです。

教習所で習った学科と実習をしっかり勉強すると、本免許学科試験イコール合格になります。

丸暗記もありですが、ひっかけ問題などは引っかからないで下さいね。

見える危険と見えない危険を予測し、その対処法をしっかり把握し、試験に挑むと合格間違いなしですよ。

ではいってらっしゃ~い。

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