今、一生のうちにがんと診断される日本人は、2人に1人と推計されています。

女性では6人に1人は、がんで命を落としているそうですよ。

実は、私の夫も5年前に肺がんで亡くなっています。

たばこもお酒もよく吸ったり飲んだりしていました。

今から思うとがんになるきざしは、あったように思いますね。

今や、がん予防に関する情報は多く、私たちはこういう中で信頼できる情報を、自らの考えで選び取る知識を、必要とされているんですよね。

そこで、現時点で科学的に効果が認められているがん予防の方法を、わかりやすくお伝えできればと思いました。

予防会

目次

がんを予防する最新知識

1981年から現在まで、がんは日本人の死因トップを占めています。

今や、私たちにとって身近な病気といえるのですが、いったいどんな人が、がんにかかりやすいのでしょうか。

国立がん研究センターでは、がんにかかわる研究論文を世界中から集め、日本人のがんの発生要因を、科学的根拠に基づいた研究結果の最新情報をお伝えしたいと思います。

日本人のがん死亡数の多い部位は?

では日本人が、がんで死亡する病名の部位はどこでしょうか。

下記の表をご覧ください。

男性の死亡率1位は肺がんです。

女性は2位になっています。

このことはやはり普段の生活習慣からくる喫煙が、がんの発生に最も影響があるものと考えられます。

また、日本人のがん死亡の20~27%は喫煙が原因であり、たばこを吸っていなければ、予防はできた可能性があるでしょうね。

「私はたばこは吸わないから大丈夫と思うなかれ」。

喫煙しない日本人女性を対象とした研究結果では、夫が喫煙者の場合、夫が非喫煙者の人と比べて肺腺がんのリスクが、約2倍、肺がん全体のリスクは約1,3倍高いということがわかっています。

さらに受動喫煙で吸う煙は、喫煙者がフィルターを通して吸う煙より粒子が小さく、空気中の有害物質と結合しながら肺の奥まで届いてしまうため、肺がんのリスクを高めると考えられています。

男女ともに死亡数が多い肺がんを予防するには、受動喫煙の機会を極力避けることが、大事かと思われます。

(※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」by

死亡率
1位 大腸
2位
3位 大腸
4位 肝臓 膵臓
5位 膵臓 乳房

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がんを予防する5つの習慣

習慣1 禁煙する・他人のたばこの煙を避ける

喫煙は、たばこを吸う人自身の発がんのリスクを確実に高めるだけでなく、たばこを吸わないまわりの人のリスクも高めます。

習慣2 お酒はほどほどに

過度な飲酒は、発がんリスクを確実に高めます。適量とされるのは、1日に日本酒なら1合、ビールなら中ビン1本、ワインならボトル1/3くらいまでです。

習慣3 塩分は控え、野菜と果物をとる

塩辛などの塩蔵品や塩分の多いものを控える。

野菜と果物をよく食べる。

熱い飲食物は、よく冷ましてから口に運ぶなどの習慣が発がんのリスクを下げます。

習慣4 日常生活を活動的にする

運動はがんのリスクを低下させます。

目安としては歩行、またはそれと同等以上の身体運動を1日60分ほど行う。

息がはずみ、汗をかく程度の運動を、1週間に60分ほど行うことを心掛ける。

習慣5 太りすぎ、痩せすぎに注意

太りすぎでも痩せすぎでも、発がんリスクは高まります。

中高年期は、男性はBMI21~27、女性は21~25の範囲内が望ましいとされています。

効果があると認められた5つのがん検診

がん予防として、生活習慣の改善とともに心掛けたいのが、がん検診でしょう。

現在、受診によってがんの死亡率が低下すると、科学的に認められているのが次の病気です。

  1. 肺がん
  2. 胃がん
  3. 大腸がん
  4. 乳がん
  5. 子宮頸がん

の5つです。

50代、60代の女性は、すべて対象になりますのでこの5つの検診は受診することを、お勧めします。

■ がん検診の目的

がんを早期発見し、早期に治療して死亡を回避すること

科学的根拠に基づく癌を予防する最新知識とは?【華やぐ美V1】まとめ

見た目元気なうちは、わざわざ病院に検診に行きたくないですよね。

それに仕事が忙しい、病院が遠い、待つのが嫌だ、なんて誰でも思ってしまいますよね。

ずっと病院とは無縁で来たけど、この頃頭がふらつくんだけどなぁとか、誰にも言えない悩みがあるんだけどなーとかetc・・・・。

そんなあなたに「お家でドック」がおすすめです。

今は自宅にいながら、人間ドックと同じ手法で血液や尿などを、調べることができるんですって。

しかも病院と同等の精度で検査ができるそうですよ。

なんて進歩したことか。

びっくりします。

早くいろんなことがわかると、それなりに対処ができますものね。

こういうことは早いことに越したことがないので、なんでもなかったら前に進むことができるし、明るい未来が待っていますものね。

いくつになっても、やっぱり健康が一番!

健康だとなんでもできるし、食事が美味しく食べられますからね。

 

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