あなたはご存知でしょうか。
交通事故の多くは、ドライバーが危険に対する認知を十分に行わなかったり、また認知したにもかかわらず、危険に対して誤った判断をしたりすることが原因で、発生していることを。
最近、90歳の女性ドライバーによる痛ましい事故が起きました。
免許更新も問題なく済み、しかも自動車修理工場で点検も終え、道路に出て目の前の交差点で赤信号なのに、横断歩道を人が通っていないと思って走ったら、死者を出す負傷者合わせて5名の大きな事故がありました。
本人はいたって健康で頭も正常のようで、運転するに何ら問題はなかったようです。
ここに「だろう運転」の怖さが潜んでいます。
しかしそのような危険は、危険を前もって予測することによって、ずいぶん防ぐことができます。
さぁー、あなたも危険を予測するための運転能力を高め、本免学科試験も一発で合格し、常に安全運転を心がけましょう。
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目次
危険を予測する運転能力を高めよう!
危険を予測する運転には、2つの運転の仕方があります。
一つは「かもしれない運転」2つ目が「だろう運転」です。
それではこの二つのまわりの状況を予測して運転する場合の、危険性を説明いたします。
「かもしれない運転」と「だろう運転」をした場合の違い
「かもしれない」運転の場合
上記イラストをご覧ください。
左側にバスが止まっています。
横断歩道があって、乗降者がバスの陰になっているかもしれません。
見えないことは存在しないことではありません。
この場合、バスの存在を素早く察知し、さらに、バスの陰に横断者がいる「かもしれない」という危険を予測することが、事故防止には欠かせないポイントになります。
その場々のいい判断力を高めていきましょう。
「かもしれない」運転とは、自分に厳しい予測をたてて準備すること。
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「だろう」運転の場合
「だろう」運転とは、自分に都合のよい予測をするのが「だろう」運転です。
歩行者が見えないから、歩行者はいない「だろう」と考えて、バスの側方をそのまま通過するのは、最も危険なことです。
見えないということは、存在しない(いない)ということではありません。
駐車車両や障害物の陰にも人がいることを予測して、人が突然飛び出してきても、安全な措置を取れるような運転をしましょう。
まとめ
車を運転するときは、どんな時でも安全運転を心掛けなくてはいけません。
意外と「だろう」運転は多いものです。
「みこみ」運転、「思い込み」運転など事故につながりやすい考えが多いものです。
交通事故を起こさないよう、注意して運転しましょう。
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