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医療に関して海外の事情など知る由もないし、また知る機会すらありませんよね。

ですが、いつも服用している薬が、海外では”処方されていない”あるいは、”マイナー”な薬だと知ったなら、あなただったらどうお考えでしょうか?

え~っ、そんなことあり得るのぉーっ?

それとも・・・・・?

あなたが飲んでるその薬、「海外では使われていません」

日本は「医療ガラパゴス」だった!とは?

あなたはガラパゴスという意味をご存知でしょうか。

簡単に言うとガラパゴス化とは、孤立した環境で独自の進化をとげた状態のことをいうそうです。

もっと突き詰めていうと、薬の場合に当てはめていくと、日本は他の国と違って隣り合わせの国との陸続きではない島国のため、技術やサービスなどで独自の進化を遂げることが多いようです。

すなわち研究しやすい環境にあり、技術進化を遂げやすい国なんでしょう。

そのため、世界標準からかけ離れてしまうという現象が起こっているようですよ。

このような現象は、生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象にたとえられて「ガラパゴス化」といわれています。

そのことがいいのか悪いのかわかりませんが、最終的に世界標準から取り残され淘汰されると、危惧されているようです。

 

ガラパゴス的な薬事情が見えてくる日本

頭痛や歯痛、リュウマチなど様々な症状に処方される鎮痛剤ロキソニン(非ステロイド性抗炎症薬)は、年間約500億円を売り上げる人気の痛み止めです。

国内での知名度は高く、海外ではめったに手に入りません。

ロキソニンが承認・販売されているのは日本以外では、中国やタイなどアジアの一部の国のみで、欧米では処方されていません。

なぜでしょう。

『鎮痛効果に疑いの余地はありませんし、実際に多くの患者を痛みから救っている薬であることは事実です」と、医療ジャーナリストの田辺功氏は、このように語っています。

その一方でロキソニンには、”胃を荒らす”という副作用があり、重症化すると腸閉塞に至るケースも報告されているようです。

欧米ではロキソニンより即効性は低いものの、消化器へのダメージに影響しないセレコックスという鎮痛剤の処方が一般的だということです。

そうはいっても頭痛持ちの私はなんの疑問もなく、鎮痛剤のロキソニン(非ステロイド性抗炎症薬)を使っていましたよ。

しかも高血圧で2か月に1回通院しているんですが、処方されている薬の中にオルメテック錠があり、鎮痛剤のロキソニンとARBのオルメテックの併用は危険だということを、後で「週刊ポスト」2016年7月2日号発行で知りました。

薬単一で考えると、研究者が研究に研究を重ね進化を遂げた唯一の優れた薬なんでしょうが、やはり他の薬との併用した組み合わせによって現れた副作用など、更に研究をしていただきたいものですね。

これは私の考えですが、ガラパゴス化といわれることもあるのですから、研究に研究を重ねてできた新薬であっても、一方ではその効果に反してデメリットもあるわけですから、すなわち副作用にはガラパゴス化する危険性は、十分にあるといった方がいいでしょうね。

私たち患者は、やはり医者を信頼し、病気を治してくれる、そのための処方箋だと思っていますので、薬というものは絶対的なものだということを、肝に銘じるべきではないでしょうか。

 

患者が安心するから薬を出している?

そこで日本以外で一切処方されていない薬は、抗生物質のフロモックスだということです。

1997年から塩野義製薬が製造・販売する薬で、かぜなどに伴う熱やのどの痛み、歯科医院での虫歯治療の際など、幅広い症状に処方されています。

フロモックスの売り上げは15年度で89億円。

既にジェネリックも出ているということですが、日本では最もポピュラーな抗生物質だということです。

抗生物質は、最近感染症の予防と治療に用いられ、あらゆる病気に効く”万能薬”のように言われています。

ところが最近では、かぜなどのウイルス性の病気には効果がないという考え方が、欧米では主流になりつつあるといわれています。

日本初のフロモックスが、ガラパゴス化したのもそのためだということがわかります。

 

日本ではいまだに、抗生物質を必要としない病気にまで抗生物質が、漫然と処方されているようです。

その理由は昔から出されている薬であるため、”念のため出しておこう、出せば患者が安心するから”といった慣習からきているのだそうです。

「馬鹿言ってんじゃないよ!」と言いたい。

われわれは医者じゃない。

医者を信じ、処方してくれる薬を信用して服用するのであって、患者のせいにするなっ!

しかも抗生物質は使い続けると、効かなくなるという性質を持っているということではないか。

乱用によって多くの菌が殺される代わりに、薬に耐性を持った「薬剤耐性菌」が増えているそうです。

本来は肺炎や髄膜炎などの感染症治療に際して、切り札となっていた抗生物質が効かずに、命を落としてしまうケースまで出ているということです。

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薬に対する意識が日本と海外とでは異なる理由とは?

薬に対する意識が日本と海外で異なるのは、糖尿病薬も同じことが言えるそうです。

糖尿病は、膵臓のβ細胞から分泌されるインスリン(ホルモン)の作用が不足することによって、慢性的に高血糖となる状態を指します。

それを改善するために、インスリンの分泌を促す薬が処方されるというわけです。

現在、世界のトレンドはインスリン分泌を促すインクレチン(消化管ホルモン)の作用を長持ちさせる「DPP-4阻害薬」を使った治療ですが、日本では他の薬も多く処方されています。

製薬業界向けのニュースメディアの調査によれば、日本国内で院内処方される糖尿病薬において、処方数量の2位にアマリールというSU剤がランクインしています。

このSU剤が世界のトレンドと異なるということです。

「SU剤はもろ刃の剣です。膵臓のβ細胞を刺激することで、インスリン分泌を促し血糖値を下げる薬ですが、β細胞に直接負荷をを与えるため、長期的にインスリン分泌機能が悪化し、逆に糖尿病を進行させてしまう副作用があるのです。

欧米ではこのデメリットが認知されていたので、SU剤の使用はごく限定的なものにとどまっています。」とは東海大学名誉教授で糖尿病研究の第一人者である、大櫛洋一氏は語っています。

そこでこれはあくまでも個人的な意見ですが、薬に対する意識が日本と海外で異なる理由は、日本人の糖尿病はインスリン分泌の低下の要因が大きく、インスリン抵抗性の大きい欧米人とは病態が異なるそうです。

日本人の糖尿病では、インスリン分泌促進薬が有効なことが多く、SU薬の二次無効(副作用)に関しては報告はありますが、他の系統の薬物より二次無効が起こりやすいかどうかは一定の成績は得られていない、ということのようですので、はっきりしたことは言えないみたいですね。

 

薬の副作用!医者をどこまで信用していいの?【週刊ポスト】まとめ

国内と海外とでは、薬の使い方が異なるようで、例えば抗不安薬のデパスはそのいい例でしょう。

日本ではうつ状態の改善だけではなく、筋肉の緊張緩和の効果があるため、肩こりや頭痛を訴えたときにも処方されます。

ところが海外ではそういった”リラックス効果”のための処方はほとんどなく、うつ症状の改善などの精神安定剤としての処方が大半だということですね。

ここでも薬に対する考え方が、大きく異なるのだと思います。

外国で使われていないことが、”リスク”や”副作用が大きい”という訳ではありませんが、薬が持つ副作用や経済性(薬価)などに、欧米の方がより敏感であるということが、よーくわかります。

このことは、薬の持つリスクや副作用のことを、より海外から学ぶことも大切かと思われます。

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