皆さんご存知だと思いますが、山陰・山陽地方を巡るJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が、昨年6月17日に運行開始しましたよね。

あれから1年を迎えます。

申し込みに対する当選倍率は、今なお10倍を超える高い人気で、「瑞風効果」は沿線各地にひろがりつつあります。

10両編成の重厚な深緑色の車体が、ゆっくりと動き出すと、ホームに集まった大勢のファンたちが、一斉に歓声を上げ旗を振って、出発を見送っていました。

「行ってらっしゃーい」

私もこの目でばっちり見てきましたよ。

なんて勇壮で高貴な車体なんだと、目をみはるばかりで、しばしあっけにとられて見入ってしまいました。

そこで豪華寝台列車の中では、JR九州の「ななつ星in九州」やJR東日本の「トランススイート四季島」といったライバル豪華寝台列車がありますよね。

この「トワイライトエクスプレス瑞風」は、そういう豪華寝台列車が先行する中、過疎化に悩む地方都市の魅力を発信し、観光客を呼び込む大役を担っているのだそうですよ。

 

 

目次

瑞風(みずかぜ)予約方法は?~「ザ・スイート」の豪華内部は動画で~

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瑞風の料金体制は?その予約方法はどうするの?

瑞風は10両編成で定員34人となっていて、それはそれは贅沢な造りになっているんですよ。

寝台車6両の他、食堂車や展望車などを備えていますが、高級ホテル並みになっており、特に7号車などは全体が1室として豪華な車両になっているんです。

すっごいですねぇー。

京都・大阪と下関(山口県)を発着し、山陽・山陰を走る1泊2日と2泊3日の5つのツアーが組まれていますよー。

その料金は?

2017年12月~18年2月出発分

二人一組の場合:27万円~120万円(一人当たり)

この中で最も安いのが、1泊2日の「ロイヤルシングル」になります。

最も高いのが、2泊3日の「ザ・スイート」を利用した場合になりますよ。

瑞風の予約方法は?

瑞風の予約方法は、一般の窓口で購入という訳にはいかなくて、ホームページもしくは郵送で受け付けとなっていますのでご注意くださいね。

また詳しく知りたい方は、案内パンフレットが配布されておりますので、公式ホームページをご覧ください。

瑞風に興味のある方は、なるべく早く公式サイトをチェックして、予約開始日に申し込みができるようにしておくといいのではないかと思います。

山陽・山陰と日本海の美しい風景や建物など多く残る場所を、大切な人と巡るのもいいでしょうね。

またのんびりと流れゆくゆっくりとした時間の旅をしたい方には、高貴で気品あふれる豪華な列車の旅は、あなたにピッタリなプランだと思いますよ。

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瑞風 豪華列車の旅に新風が起こる

ところでライバルのななつ星と四季島はともに、最上級の客室でも95万円にとどまっています。

いずれも3泊4日、2名1室利用の一人当たりの料金となっていますが、瑞風はとびぬけて高額にもかかわらず、人気がものすごく高いんです。

6~9月分の申し込み募集は終了していますが、一番高い「ザ・スイート」の倍率といったら、なんと68倍にも及ぶのですよ。

その理由は、「ななつ星と四季島は、最上級の客室でも1両に2室になっていますが、瑞風は1両に1室になっています」と高評価の理由を分析しています。

7号車1両に1室「ザ・スイーツ」の部屋の内部を教えて?

  • バスルーム:バスタブは、揺れで湯水がこぼれないよう特殊な仕様となっています。
  • 寝室:ハンガー1本まで瑞風のために作られた、特注品になっています。
  • リビング・ダイニング:ソファーはベッドとしても利用できます。

いかがですか。

このように「ザ・スイート」は、まるまる1両を使った客室で、車両を独占できるのです。

その広さは、約35平方メートルという他の客室(約7~10平方メートル)より格段に広いのです。

寝室やリビング、バスタブ付きのバスルームなどを備え、トイレも2か所あるのですよ。

それはそれは豪華絢爛としか言いようがありません。

外国人観光客も狙い

海外には豪華寝台列車が数多くあります。

ロンドン→パリ→イタリア→ベネチアなどを走る「ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス」。

バンコク→シンガポールを走る「イースタン&オリエンタル・エクスプレス」など世界中の富裕層の人気を集めています。

各国の豪華列車を手配する旅行会社「欧州エクスプレス」(東京)の弥城通忠サンは「瑞風の料金がずば抜けて高いとは言えず、富裕層の外国人の利用を十分に見込める」と指摘しています。

では瑞風が走る採算はとれるのか?

今、中国地方は人口減少に直面している地方自治体が多く、不採算路線も多いのだそうです。

ただ、JR西日本が初年度に見込む瑞風の運行収入は、約10億円で、単独では利益を確保するのは難しいということです。

そこでJR西日本はコースごとに、島根県出雲市や広島県尾道市などの「立ち寄り観光地」を設定し、各地の魅力を乗客に体感してもらうことを目指しているということですよ。

豪華な客車を強みとして、その土地に触れてもらい、沿線を活性化する戦略をとっているということですね。

さすが豪華列車の造りといい、西日本の活性化はこれからどんどん成長していきますね。

 

瑞風(みずかぜ)予約方法は?7号車1室「ザ・スイート」の豪華内部 まとめ

極上の旅は、もう夢ではありません。

あなたがちょっと頑張れば、豪華絢爛な動く瑞風の1室を、独占することは可能なのです。

そういう1室の中で、西日本を走る美しい風景を眺めながら、大切な人と巡る旅は、あなたを豪華絢爛な世界へとまっすぐ走るのです。

考えただけでも喚起極まる一生の思い出になることまちがいないでしょうね。

フッフッ、なんだか乗った気分になってきましたよ。

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