Tumisu / Pixabay

現代のがん医療技術は、日進月歩で進化しています。

女性の子宮体がんは、日本ではもう不治の病では、なくなりつつあるんですよ。

希望を持って、明日を生きることができます。

諦めないでください。

今は、がんゲノム医療というがんの原因となる遺伝子変異を調べ、それに応じて薬を選ぶ、がん治療が出来たんです。

これまで薬は臓器ごとに、効くかどうかわからなくても使われ、効果や副作用に個人差があったが、遺伝子解析の技術が進み、効く薬を事前に選べる可能性が高まったのです。

なので不正出血など何か変だなと思われる方、ぜひ検査をおすすめします。

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目次

子宮体癌の初期症状は?

子宮体癌とは?

子宮体癌は、上のイラストでもわかるように、子宮の奥の方に発生するがんのことを言います。

右下のように子宮の入り口に発生するがんを、子宮頸がんといいます。

子宮頸がんは、検診によって比較的早期に発見されることが多いのですが、子宮体癌は子宮の奥の方で発生するため、かなり進んでから発見される傾向があるようですね。

しかも40代後半から60代にかけて発症することが多く、あまりこれといった症状がありません。

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子宮体がん 不正出血があった場合は婦人科で検査を!

普段、不正出血と思われたら、まず婦人科を訪ねてみましょう。

そこで行われる検査は、細胞診といわれ、子宮の奥に細い棒状の危惧を挿入して、細胞を採取します。

痛みと出血を伴いますが、短時間で済みます。

外来で受けることができますが、基本的には麻酔は行われません。

ただし、お産の経験がない方や、高齢の方は、入り口(頸管)が狭く、検査ができない場合があります。

また超音波検査で子宮の内膜が厚い場合や、不整が見られる場合は、子宮体癌が疑われます。

ただし、初期の子宮体癌の発見には向いていません。

子宮体癌であることが分かった場合は、MRIやCTで画像診断を行い、治療方針を決定します。

月経とは関係なく出血があった場合、閉経後にもかかわらず少量の出血があった場合は、婦人科で検査を受けることをお勧めします。

横浜市立大学付属病院 産婦人科

http://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/gynecology.html

高エストロゲンで発症しやすく高リスクになるタイプは?

子宮体がんは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が、多い状態が続くことによって、発症しやすくなると考えられています。

つぎに当てはまるタイプの方は、高エストロゲンになりやすく、子宮体がんのリスクが高くなりますので注意してください。

  • 出産したことがない人
  • 肥満
  • 月経不順
  • エストロゲン製剤だけのホルモン療法を受けている人
  • 子宮がん、乳がん、大腸がんを患った近親者がいる
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 乳がんの既往がある人

異常の人は、高エストロゲンになりやすいので気をつけましょう。

もう不治の病ではない子宮体癌の初期症状は?【華やぐ美V1ブログ】まとめ

あなたの明日は、希望へのあしたとして、あなたを迎えてくれます。

決して諦めないでください。

現代の医学は日進月歩で進化しています。

特に女性の子宮体癌は、今やがんの原因遺伝子を判明して、がん治療を行う方法が見出されています。

まだまだ大勢の方々に、普及とまではいきませんが、欧米に並ぼうと日本政府も動き出しましたし、もっと身近になることでしょう。

その日はすぐそこに来ています。

希望を捨てず、一緒に頑張っていきましょう。

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