
現代のがん医療技術は、日進月歩で進化しています。
女性の子宮体がんは、日本ではもう不治の病では、なくなりつつあるんですよ。
希望を持って、明日を生きることができます。
諦めないでください。
今は、がんゲノム医療というがんの原因となる遺伝子変異を調べ、それに応じて薬を選ぶ、がん治療が出来たんです。
これまで薬は臓器ごとに、効くかどうかわからなくても使われ、効果や副作用に個人差があったが、遺伝子解析の技術が進み、効く薬を事前に選べる可能性が高まったのです。
【引用元:7月31日月曜日読売新聞朝刊】
なので不正出血など何か変だなと思われる方、ぜひ検査をおすすめします。
目次
子宮体癌の初期症状は?
子宮体癌とは?
子宮体癌は、上のイラストでもわかるように、子宮の奥の方に発生するがんのことを言います。
右下のように子宮の入り口に発生するがんを、子宮頸がんといいます。
子宮頸がんは、検診によって比較的早期に発見されることが多いのですが、子宮体癌は子宮の奥の方で発生するため、かなり進んでから発見される傾向があるようですね。
しかも40代後半から60代にかけて発症することが多く、あまりこれといった症状がありません。
子宮体がん 不正出血があった場合は婦人科で検査を!
普段、不正出血と思われたら、まず婦人科を訪ねてみましょう。
そこで行われる検査は、細胞診といわれ、子宮の奥に細い棒状の危惧を挿入して、細胞を採取します。
痛みと出血を伴いますが、短時間で済みます。
外来で受けることができますが、基本的には麻酔は行われません。
ただし、お産の経験がない方や、高齢の方は、入り口(頸管)が狭く、検査ができない場合があります。
また超音波検査で子宮の内膜が厚い場合や、不整が見られる場合は、子宮体癌が疑われます。
ただし、初期の子宮体癌の発見には向いていません。
子宮体癌であることが分かった場合は、MRIやCTで画像診断を行い、治療方針を決定します。
月経とは関係なく出血があった場合、閉経後にもかかわらず少量の出血があった場合は、婦人科で検査を受けることをお勧めします。
横浜市立大学付属病院 産婦人科
http://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/gynecology.html
高エストロゲンで発症しやすく高リスクになるタイプは?
子宮体がんは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が、多い状態が続くことによって、発症しやすくなると考えられています。
つぎに当てはまるタイプの方は、高エストロゲンになりやすく、子宮体がんのリスクが高くなりますので注意してください。
- 出産したことがない人
- 肥満
- 月経不順
- エストロゲン製剤だけのホルモン療法を受けている人
- 子宮がん、乳がん、大腸がんを患った近親者がいる
- 糖尿病
- 高血圧
- 乳がんの既往がある人
異常の人は、高エストロゲンになりやすいので気をつけましょう。
もう不治の病ではない子宮体癌の初期症状は?【華やぐ美V1ブログ】まとめ
あなたの明日は、希望へのあしたとして、あなたを迎えてくれます。
決して諦めないでください。
現代の医学は日進月歩で進化しています。
特に女性の子宮体癌は、今やがんの原因遺伝子を判明して、がん治療を行う方法が見出されています。
まだまだ大勢の方々に、普及とまではいきませんが、欧米に並ぼうと日本政府も動き出しましたし、もっと身近になることでしょう。
その日はすぐそこに来ています。
希望を捨てず、一緒に頑張っていきましょう。