いよいよ夏の甲子園、4強豪校が出そろいましたね。

東海大菅生(西東京)は、三本松(香川)を下し、春夏を通じて初の準決勝進出を果たしました。

天理(奈良)は、明豊(大分)の終盤の反撃をしのぎ、27年ぶりのベスト4に進みましたよ。

広陵(広島)は、仙台育英(宮城)の投手陣を攻略して準優勝した2007年以来の4強になりましたよね。

花咲徳栄(埼玉)も選抜8強の盛岡大付(岩手)に快勝し、春夏はじめての準々決勝突破となりました。

さぁー!これから、22日に準決勝。

23日が決勝戦となります。

今は、ワクワク、ドキドキの興奮状態です。

決勝戦は、甲子園に行ってきま~す!

楽しみですねぇー!

出典:読売新聞8月21日朝刊より

 

目次

2017夏の甲子園 高校野球本日の結果報告

▷ 第12日(20日)準々決勝

東海大菅生 鍛えた強打で突っ走れ!

三 本 松 (香川)000000010  1

東海大菅生(西東京)30200220×  9

東海大菅生は、投打がかみ合った。

小玉、佐藤、松井に本塁打が飛び出し、中盤までに試合を決めた。

松本は8回1失点。

三本松は10安打しながらも、八回の大久保の適時打による1点にとどまった。

天理 驚異の8番 大会本塁打 最多更新

天理(奈良)600005200  13

明豊(大分)201000006  9

天理が両チーム計34安打の打撃戦を制した。

一回は安原の3ランと山口のソロ、六回は山口の2ランなど、毎回の20安打で13点。

明豊は九回に、代打三好の満塁本塁打などで4点差に迫ったが、届かないで終わった。

広陵 リードが巧み 中村打者を幻惑する

広 陵 (広島)303000103  10

仙台育英(宮城)001001002  4

広陵が序盤に得点を重ね、快勝した。

一回、加川の犠飛などで3点を先制。

三回には大橋、松岡の連続適時二塁打などで加点した。

仙台育英は九回に3連続長短で2点を返したが、届かなかった。

花咲徳栄 技あり

花咲徳栄(埼玉)011140003  10

盛岡大付(岩手)010000000  1

花咲徳栄が大差で勝った。

二回、野村のソロで先制し、五回には高井、小川の連続適時打などで4点を奪った。

盛岡大付は二回に薮内の適時打で一度は追いついたが、その後、好機を作れなかった。

 

夏の甲子園2017優勝校は?【天理・広陵・花咲徳栄・東海大菅生】まとめ

各校の監督の言葉

東海大菅生・若林監督

「3本も本塁打が出るとは思っていなかった。1点1点の積み重ねが大量点につながっている」

三 本 松・日下監督

「一回の本塁打が痛かった。地力の差を見せつけられたが、ここまで連れてきてくれた選手に感謝したい」

天理・中村監督

「最終回に猛攻を受け、何とかゲームセットになってくれという思いだった。ミスの多いチームだが、20安打で勝ったのは天理らしい。春夏の優勝4回目を狙っても恥ずかしくないチームだと思っている」

明豊・川崎監督

「1巡目から相手打線は、橋詰に対応してきた。二回以降投手が踏ん張っただけに、前半にもう1、2点取れていれば。ただ、選手たちは勝ちに匹敵する粘りをみせてくれた」」

広 陵・中井監督

「毎試合ドキドキしている。継投は早め早めの交代の方が悔いが残らないと思って。今大会は僕の勘が当たっている。天理とは正々堂々と戦って、打ち負けないようにしたい」

仙台育英・佐々木監督

「序盤の6失点が重かった。好機で1点ずつ返せればよかったが、点差が開いたことで力が入りすぎていた。前日の試合で体力的、精神的な疲れもあったと思う」

花咲徳栄・岩井監督

「初の4強に不思議な気持ち。選手たちはどのチームにあたっても落ち着いている。網脇は低く低く球を集め、攻めるところは攻めていた。今までで一番の投球だった」

盛岡大付・関口監督

「網脇に丁寧に外角を突かれ、連打は難しいと感じていた。それだけに失策で与えた2点目が痛かった。あのような好投手を打てないと、更に上にはいけないと思う」