昨日の夕食の献立を、なかなか思い出せない。
約束の日時を、間違えるようになった。
有名人や友人、知人の名前を、思い出せそうで思い出せない。
いつの頃からかな、こんな些細な事で思い出せないことが多くなっている、自分がいるんですよね。
このまま年齢を重ねていったら、いずれは認知症にならないかしらと、不安になったことありませんか。
ここではそんな悩みを解決するための、普段の予防習慣をお伝えしたいと思います。
目次
アルツハイマー型認知症の原因/脳のゴミとは
アルツハイマー型認知症は、脳に溜まった”ゴミ”が原因といわれています。
ではその”ゴミ”を取り除けば発症を防げるのでしょうか。
認知症にならないための、日常の生活にどのように暮らしたらいいのか、調べてみました。
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認知症の種類と割合
認知症は、脳の細胞が死滅したり、働きが悪くなったりしたために、日常生活に支障をきたした状態を言います。
上記円グラフは、認知症の種類とその割合を示したグラフです。
この中でやはりアルツハイマー型認知症が一番多く、次に脳血管性認知症、前頭側頭型認知症と続いています。
アルツハイマー型認知症の発症メカニズム
私たちの脳内では、アミロイドβの産出と分解が常に繰り返されています。
そのバランスがとれていれば問題ありません。
ですが、加齢などもともとの体質などが加わり、分解能力が低下していくと、アミロイドβ(ゴミ)だけが残る形になっていきます。
そこで、脳の神経細胞の外側に、アミロイドβが蓄積されていきます。
蓄積したアミロイドβが、神経細胞に作用すると、神経細胞の骨格を作るタウタンパク質が、リン酸化と反応を起こします。
タウたんぱくは、細胞の機能の形態を維持する働きを持っていますが、リン酸化するとゴミのような状態になり、神経細胞が死滅して脳が委縮します。
そこで、アルツハイマー型認知症を、発症させるというメカニズムになっていきます。
生活習慣病と認知症の発症リスク
アミロイドβがたまり始めてから、アルツハイマー型認知症になるまでには、約20年かかるといわれています。
なので、40~50代からアミロイドβの蓄積が、始まっている恐れがありますので、認知症の発症を抑える生活習慣病を改善することが大事です。
生活習慣病4つの病名
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 肥満
これらの生活習慣病を改善することで、脳のゴミを除去したり、たまりにくい状態にすることができますよ。
ではその対処法は。
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認知症予防効果のある9つの習慣
認知症を遠ざける9つの習慣をあげます。
- 日常の生活の中で有酸素運動を取り入れる
- 一日3食、バランスよく食べ、血糖値は低めにキープするようにする
- 筋肉をしっかりつけて、転びにくい体にする
- お酒はほどほどに、喫煙は厳禁
- 自分の歯は、15本以上は残すようにする
- 生きがいを作り、いくつになってもときめきを持つ
- ぐっすり眠って脳内のゴミを除去する
- 仲間とのコミュニケーションで、脳を活性化する
- 薬の副作用にも注意する
認知症を誘発しやすい薬
- ベンゾジアゼピン系の抗不安薬や睡眠薬
- パーキンソン病の治療に使われる抗コリン薬
- 風邪薬やアレルギーの薬に含まれる抗ヒスタミン薬
- シメチジンなどの一部の胃潰瘍薬(胃腸薬)
- ステロイド薬
- 抗うつ薬
認知症の原因疾患の種類とその割合は?脳のゴミとは?まとめ
健康長寿で長生きしようとするならば、やはり日常の運動と食事だと思うのですよね。
そこが基本であって、そこから健康管理をしていくと、長生きできるかなと思いますね。
今まで健康のことをブログに書いていますが、年齢に合った運動を、地道にコツコツ実行していくと、いつの間にか鍛えられていくんですよね。
朝のラジオ体操でも、毎日習慣づけていくと、体が自然に欲してくるんですね。
私も6時半から毎日公園でラジオを囲って10分間ですが、みんなで運動しています。
朝、だんだん暗くなっていきますが、仲間もいますし、体の調子もいいですね。
認知症なんてどこ吹く風!
頑張っていきましょう!
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