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十両以上の力士は、土俵入りの際に化粧まわしを締めますが、この化粧まわしの刺繍が豪華で、とっても興味深いんですよね。
この化粧まわし、どのように製作され、いくらかかっているかご存知でしょうか。
今回、幕内人気力士22人の立派な大相撲化粧まわしを、一挙公開(出典:週刊ポスト5/26日号)。
目次
2017大相撲化粧まわし図鑑
豪華な幕内人気力士22人の化粧まわし
❶出身地 ❷本名 ❸年齢 ❹所属部屋 ❺身長体重 ❻化粧まわしについて
❶茨城県牛久市 | ❷萩原 寛 | ❸30歳 | ❹田子ノ浦 | ❺187㎝ 184キロ | ❻
横網奉納土俵入りで初代若乃花のものを付けた |
❶モンゴル・スフバートル | ❷マンガラジャラブ・アナンダ | ❸31歳 | ❹井筒 | ❺186㎝ 157キロ | ❻昭和の大横網・大鵬の座右の銘「忍」の一文字 |
❶モンゴル・ゴビアルタイ | ❷ダワーニャム・ビャンバドジル | ❸33歳 | ❹伊勢ケ濱 | ❺186㎝ 137キロ | ❻日馬富士が「日本の父」と慕う後援会会長が贈呈 |
❶モンゴル・ウランバートル | ❷ムンフバト・ダウァジャルガル | ❸32歳 | ❹宮城野 | ❺192㎝ 160キロ | ❻全日空の経営理念で自身も好きな「夢」を配す |
❶モンゴル・ウランバートル | ❷バトジャルガル・ムンフオリギル | ❸32歳 | ❹片男波 | ❺189㎝ 172キロ | ❻「荒波をかけるように」とオオニシ金属が贈呈 |
❶大分県佐伯市 | ❷大西雅継 | ❸35歳 | ❹尾車 | ❺177㎝ 145キロ | ❻イタリアの寝具メーカーがデザインしたフィレンチェの大聖堂 |
❶石川県鳳珠群 | ❷遠藤聖大 | ❸26歳 | ❹追手風 | ❺184㎝ 152キロ | ❻永谷園「お茶漬け海苔のパッケージでお馴染みの歌舞伎の隈取 |
❶ブルガリア・ヤンボル | ❷ダニエル・イウァノフ | ❸30歳 | ❹春日野 | ❺191㎝ 195キロ | ❻豚まんで有名な「551蓬莱」が贈呈 |
❶高知県安芸市 | ❷影山雄一郎 | ❸30歳 | ❹春日野 | ❺188㎝ 156キロ | ❻環境エンジニアリング業を営む大和エネルフが提供 |
❶熊本県宇土市 | ❷正代直也 | ❸25歳 | ❹時津風 | ❺184㎝ 162キロ | ❻昨年の震災で半壊した宇土市役所が贈呈 |
❶大阪府交野市 | ❷東口翔太 | ❸30歳 | ❹伊勢ノ海 | ❺195㎝ 167キロ | ❻高須クリニック・高須克弥院長のパートナー西原理恵子のイラスト |
❶埼玉県所沢市 | ❷中村大輝 | ❸24歳 | ❹八角 | ❺183㎝ 163キロ | ❻地元・所沢市のイメージマスコット「トコろん」 |
❶大阪府寝屋川市 | ❷宇良和輝 | ❸24歳 | ❹木瀬 | ❺174㎝ 137キロ | ❻母親が好きなピンクを基調に桜をデザイン |
❶茨城県土浦市 | ❷高安 昇 | ❸27歳 | ❹田子ノ浦 | ❺186㎝ 174キロ | ❻地元の名物である帆引き船を勇壮に描く |
❶石川県七尾市 | ❷達 綾哉 | ❸22歳 | ❹高田川 | ❺193㎝ 162キロ | ❻伝統芸能である能楽・加賀宝生の鼓をイメージした金沢駅の「鼓門」 |
❶ジョージア・ムツケタ | ❷レバァニ・ゴルガゼ | ❸29歳 | ❹春日野 | ❺191㎝ 175キロ | ❻出身地の地図の上にブドウなどの名産品 |
❶青森県北津軽群 | ❷打越達也 | ❸20歳 | ❹阿武松 | ❺176㎝ 155キロ | ❻故郷の名物であるねぶた絵 |
❶長野県木曽郡 | ❷大道久司 | ❸24歳 | ❹出羽海 | ❺180㎝ 160キロ | ❻母校である東洋大学の校章 |
❶兵庫県芦屋市 | ❷佐藤貴信 | ❸20歳 | ❹貴乃花 | ❺174㎝ 169キロ | ❻出身校・埼玉栄高の校訓「今日学べ」の文字も刺繍 |
❶モンゴル・ウランバートル | ❷アディヤ・バーサンドルジ | ❸27歳 | ❹貴乃花 | ❺181㎝ 153キロ | ❻大阪場所の宿舎である龍神総宮社が提供 |
❶秋田県北秋田市 | ❷成田旭 | ❸37歳 | ❹尾車 | ❺171㎝ 150キロ | ❻黒を背景に金色のペガサスをあしらう |
❶中国内蒙古自治区 | ❷恩和布新 | ❸33歳 | ❹荒汐 | ❺185㎝ | ❻虎、藤、柳が描かれている |
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化粧まわしってどういうふうに作られているの?
まず図案おこしから始まります。
デザインに入れる企業ロゴやキャラクターなどを使う場合は、商標など各方面に関係しているところに許可を取らないといけません。
その上で、相撲協会のチェックもあり、納品まで半年から1年はかかります。
やはり1点もののオーダー品ですから、それなりに高額になるのは当然でしょう。
まわしの生地は巾68㎝、長さ7~8メートルあります。
これを6つ折りにして腰に巻きます。
刺繍が施されるのは、前に垂らす先端1メートルの部分のみです。
「図案を忠実に再現するために京都から取り寄せた絹糸を、納得いくまで自分で染め上げ、20色以上の糸で文字や絵柄に立体感を持たせながら、ひと針ひと針刺していきます。文字が縫えるようになるまで最低10年はかかりますね」とは、服部刺繍店の二代目・服部元明氏は語っています。
図案は「縁起物(宝船、龍、手をつかない動物など)「文字(好きな漢字)」「出身校や国」「四股名(漢字や連想する挿絵)」「スポンサー(企業ロゴ)」が主な図案になります。
「土俵は女人禁制のため女性のデザインはNGになっているということです。
気になる値段は?
1点もののオーダーメイドですからね。
高くなるという予測はつきますよね。
数にもよりますし、職人さんが手作りで立派な化粧まわしを作るのですから、一枚100万円以上はするということです。
横網用の三つ揃いだと、1000万円以上はするということです。
中には20本以上持っている力士もおり、所有数が人気のバロメータだといいます。
大相撲幕内人気力士化粧まわし2017ここが面白い!まとめ
やはりジンクスやしきたりを重んじる相撲界は、それなりの歴史があるわけですから、それらを守るためには厳しいルールがあるのは当然かもしれませんね。
いつも思うのですが、そういう中での相撲界になげうってくる外国人力士は、すごい精神力を持っているんだなぁと尊敬しますね。
もちろん外国人に限ったことではないのですが。
勝負に勝つということは、並々ならず努力がいりますからね。
私もパワーをもらって明日に生かしたいですね!!!
がんばらなくちゃぁー。
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