第99回甲子園高校野球4日目の結果報告です。

今春の選抜優勝の大阪桐蔭(大阪)が、17年ぶり出場の米子松陰(鳥取)を下し、春夏連覇へ好スタートを切りました。

甲子園で3季連続4強入りの秀岳館(熊本)は横浜(神奈川)に競り勝ちました。

広陵(広島)は中京大中京(愛知)との伝統校対決に勝ち、2008年以来となる初戦突破。

智弁和歌山(和歌山)は2本の2点本塁打などで、興南(沖縄)に逆転勝ちしました。

出典:読売新聞8月12日朝刊より

 

目次

第99回 全国甲子園高校野球第4日目結果報告

▷ 第4日(11日)1回戦

広陵打線 中盤に覚醒する!

広  陵 (広島)000003340  10

中京大中京(愛知)002000013  6

広陵が打ち勝った。

六回に中村のソロ本塁打など4連続安打で逆転しました。

3本塁打を含む16安打で計10点を奪いました。

中京大中京は三回、伊藤康のソロなどで二点先制したが、六回の継投失敗が痛かったなぁ。

秀岳館 積極采配 代打・橋口的中2点打

秀岳館(熊本)301000200  6

横浜(神奈川)000010300  4

秀岳館が、13安打の攻撃で強豪対決を制しました。

一回に広部の適時二塁打などで3点を先制。

七回は代打・橋口の適時打で加点しました。

横浜は七回に福永が、3ランを放ち追い上げたが、及びませんでした。

おしいなぁー!

智弁和歌山 強打の波 修正力6点差を逆転

智弁和歌山(和歌山)000241011  9

興  南 (沖縄)   006000000  6

智弁和歌山が6点差を逆転勝ち。

四回に西川、平田の連続適時打で2点を返し、五回の林と冨田の2ランで同点。

六回に蔵野の適時打で勝ち越した。

興南は投手陣が序盤のリードを守れなかった。

残念だ!

大坂桐蔭 隙なし 徳山春夏連覇へ好発進

米子松陰(鳥取)000000100  1

大阪桐蔭(大阪)11012120×  8

大阪桐蔭が快勝!

一回に福井のソロで先制し、その後も根尾、山本の適時打などで小刻みに加点する。

徳山、柿木の継投で3安打に抑えた。

米子松陰は敵失で1点を返すのが精いっぱいだった。

米子松陰は、よくがんばった。

 

第99回 全国甲子園高校野球第4日目結果報告 まとめ

各校の監督の言葉

広陵・中井監督

「中村には『ボール球は振るな』とだけ指示した。右方向に2本も打つとは驚いた。チームを勢いづけてくれた」

中京大中京・高橋監督

「うちは磯村、香村、伊藤稜の3投手でつないできたチーム。スタンドの後押しで低力を見せたが、広陵は甘くなかった」

秀岳館・鍛治舎監督

「横浜という強いチームに勝って、一ついい思い出ができた。次も目の前の試合に全力をつくしたい」

横浜・平田監督

「1,2年生が中心で経験不足、力不足が一番大事な舞台で露見した。普段では考えられないミスがあった」

智弁和歌山・高嶋監督

「苦しかった。2本塁打が効いた。チームに活気を与えた本塁打だった。救援した平田がよく踏ん張った」

興南・我喜屋監督

「いい形で先制できたが、甘くはなかった。先発の1年生宮城にとっては、いい経験になったと思う」

大阪桐蔭・西谷監督

「徳山は安心してみていられた。攻撃では主将の福井が想定外の先生本塁打を打ってくれて乗っていけた」

米子松陰・笠尾監督

「徳山は予想以上に球も切れていたし制球もよく、策がなかった。選手たちは大舞台でも、のびのびとプレーしてくれた」