出典:記事内容は、読売新聞朝刊より抜粋
第99回全国高校野球選手権大会が8日、兵庫県西宮市甲子園球場で開幕しました。
今年は、台風5号の影響で1日遅れの開幕でしたが、開会式では選手の皆さん元気に入場です。
昨年優勝の作新学院(栃木)や、春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)など、49代表が入場行進しました。
選手宣誓では、滝川西(北北海道)の堀田将人主将が「幼い頃から真っ白なユニフォームが真っ黒になるまで練習し、真っ白なボールを真っ黒になるまで追いかけてきた、全国の高校球児の思いを胸に、最後まであきらめず全力でプレーします」と、力強く誓いました。
大会は15日間の日程で、決勝戦は22日の予定となっております。
私もどこを応援することもなく、春と夏の高校野球は、必ずこの甲子園に一人で来るんですよ。
外野席は無料ですから、それに炎天下の中でも出たり入ったり自由にできますので、あてはありませんが応援に来るんですよ。
若者たちの一生懸命に戦っている姿は、エネルギーをもらえますものね。
私も65歳「今年も甲子園に元気に来れてよかったぁーッ」と、つくづく思う今日この頃です。
目次
第99回 夏の甲子園高校野球開幕
▷ 第1日目(8日)一回戦
彦根東劇的甲子園1勝する
波佐見(長崎)011001200 5
彦根東(滋賀)013000002× 6
九回裏、彦根東4番打者岩本は、冷静に「最初に甘い球が来る。思い切って振ろう」と決めていたようで、狙い通り、初球の外角高めの速球を逆らわず右前にはじき返しました。
そこで、二走の原晟が生還してサヨナラ勝ちしています。
この時岩本は右腕を突き上げ、仲間にもみくちゃにされながら、満面の笑顔を見せました。(写真)
済 美 伝家の猛攻撃
東 築(福岡)000310000 4
済 美(愛媛)10104202× 10
済 美ベンチには、重さ1,1キロの木製バットが20本立てかけられています。
昨冬から握り、振り続けてきたグリップは汗や砂がしみこみ、真っ黒になっていました。
選手が「うちは”打”のチーム」と言い切る源が、そこに備わっていたんですね。
2002年創部当初から監督を務め、打撃中心の攻撃野球を追求した、故上甲正典元監督の下でコーチとして支えてきた中矢監督。
故上甲正典元監督の意思を引き継いだ形となった中矢監督は、「気がついたら”打”のチームになっていた」という。
5回済美2死1、3塁、橋本が逆転の3点本塁打を放つ=松本拓也撮影
津田学園 初出場対決制す
藤枝明誠(静岡)10003200000 6
津田学園(三重)00042000001× 7(延長11回)
津田学園の佐川監督は、試合前に言った。
「7点が勝敗のラインになる」。
点の取り合いになった前半戦がウソのように、6-6の六回から膠着状態が続き、迎えた延長十一回目。
その7点目で熱戦にけりをつけたのが、延長11回で決めたのが2番宮木のバットでした。
佐川監督は、どの試合でも「7点を取れ。ロースコアで勝つ力はうちにはない」といい続け、選手は大舞台で見事に力を発揮してくれました」と曰く。
速報!第99回夏の甲子園高校野球第1日目結果報告 まとめ
台風5号の影響で1日順延となった、第99回夏の甲子園高校野球が開幕しました。
1回戦3試合が行われましたが、彦根東(滋賀)が波佐見(長崎)を逆転サヨナラで破り、春夏通じて甲子園初勝利を挙げました。
済美(愛媛)は、雨で1時間15分の中断となった試合の再開後も、攻撃の手を緩めず東筑(福岡)を下しました。
夏の甲子園の初出場校対決となった第3試合は、今大会初の延長戦となり、津田学園(三重)が藤枝明誠(静岡)に十一回、サヨナラ勝ちしました。