全国高校野球大会第9日目の17日、大阪桐蔭は2回戦で智弁和歌山(和歌山)と対戦し、2-1で競り勝ちました。
安打数では相手を下回ったが、先発したエース徳山壮麿投手の粘り強い投球と堅守でしのぎきりました。
徳山投手は再三ピンチを迎えるが、動じることもなく粘り強い投球で切り抜け、勝利を呼び込んでいます。
あっぱれ!!
出典:読売新聞8月18日朝刊より
目次
甲子園全国高校野球9日目2回戦結果報告
▷ 第9日(17日)2回戦
広陵冷静 強打封じ!平元8回1失点
広 陵(広島)000100203 6
秀岳館(熊本)000010000 1
広陵が快勝。
七回に平元のスクイズが内野安打となって勝ち越し、九回に中村の3ランで試合を決めた。
平元は8回1失点。
秀岳館は五回の幸地のソロで追いついたが、その後は三塁を踏めずに終わった。
大阪桐蔭 競り勝つ! エース徳山1失点完投
智弁和歌山(和歌山)000100000 1
大阪桐蔭 (大阪)10000010× 2
大阪桐蔭が競り勝った。
一回に根尾が先制適時打。
同点の七回に暴投で勝ち越した。
徳山は1失点完投。
智弁和歌山は相手を上回る12安打としたが、四回に冨田の適時打で上げた1点にとどまった。
仙台育英 窮地で好捕!日本文理・稲垣力及ばず敗退
日本文理(新潟)000000000 0
仙台育英(宮城)01000000× 1
仙台育英は二回、左前打で出塁した杉山が内野ゴロで生還し、先制する。
先発の長谷川が、完封で逃げ切った。
日本文理は、何度も得点圏に走者を進めたが、再三の好守だったが得点できなかった。
速報!大阪桐蔭 迷わず生還!甲子園全国高校野球9日目2回戦 まとめ
各校の監督の言葉
広陵・中井監督
「試合前のノックを見て、久々に『負けた』と思ったほど相手は鍛えられていた。選手にはどんどん動くことを伝えたが、打撃や走塁、バントなど練習したことを出せた」
秀岳館・鍛治舎監督
「ポイントだった中村君に3安打も打たれているようでは完敗。2014年就任以来日本一を目指して来て、始めてこういう負け方をした」
大阪桐蔭・西谷監督
「安打数で負けていて苦しい試合だった。こういう展開は守り勝つしかない。ボクシングで例えるなら、ボディーはたくさん打たれたけど、倒れなかった。高嶋監督のチームはやはり粘り強かった」
智弁和歌山・高嶋監督
「四回に追いついた後の満塁の場面で代打を送るべきだった。そういう判断が鈍っている。年をとったらあかん。今度は大阪桐蔭をたたきます。たたかないと智弁和歌山の名が廃る」
仙台育英・佐々木監督
「ここまでの守り愛になるとは思っていなかったが、長谷川はピンチでも頼もしかった」
日本文理・大井監督
「いい投手に当たれば、打てないのは仕方がない。稲垣も相手投手に負けない、ベストピッチングを見せてくれた」