東京上野動物園では、26日に6月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんの名前の、詳しい応募方法を発表しました。
そこで応募方法ですが、名前は片仮名表記で、応募は1人1回とします。
同園のホームページや郵便はがき、園内などに設置する応募箱で、28日~8月10日まで受け付けています。(郵便はがきは同日の消印有効)
7月22日、動画をアップしました。
上野動物園のジャイアントパンダの「シンシン」(11歳)が12日、赤ちゃんを出産しました。
同園では5年ぶりの赤ちゃんで、5例目となります。
しかも前回に引き続き、自然交配による出産は、2例目になるということですよ。
東京都によりますと、12日午前11時52分ごろ、赤ちゃんの鳴き声が聞こえ、午後0時38分ごろにモニターで確認されました。
またまた新しい嬉しい情報が、入ってきましたね。
ではこれから出産までのいきさつをご紹介致しますね。
赤ちゃんの性別が雌であることが判明、赤ちゃんパンダの健康状態は良好だということです。
【 NEW 最新動画】
目次
シンシンとリーリーの妊活
そもそもシンシンとリーリーはいつ上野動物園に来園したの?
シンシンとリーリーが中国四川省から上野動物園に来たのは、2011年2月でした。
次の年、つまり2012年7月に、シンシンとリーリーの間に赤ちゃんが誕生しましたが、生後6日で肺炎で急死したこと覚えていますでしょうか。
あの時は国民の皆さんが盛り上がっていただけに、ほんとに残念なことをしました。
その後13年にシンシンとリーリーとの間に交尾が確認されましたが、偽妊娠となったことでこれもがっかりしましたよね。
しかしその後、上野動物園の飼育チームの涙ぐましいシンシンの妊活があるんですよ。
ジャイアントパンダ「シンシン」のスクワット体操
このパンダのスクワット体操がとっても面白いんですよ。
シンシンが興味のある餌を天井からつりさげ、上下に下げたり上げたりして、シンシンを背伸びさせたり、座らせたり。
これが結構、スクワット体操になっているんです。
そのような努力が実って、今回のシンシンの出産となったわけです。
でもね、これからなんですよ大変なのは・・・。
パンダの赤ちゃんは生まれて1週間がリスクが高い!
米・ナショナルジオグラフィック誌に寄りますと、ジャイアントパンダの生まれたての赤ちゃんの死亡リスクは、生後1週間前後が最も高いとされています。
スミソニアン国立動物園のケースでは、「生まれたばかりの赤ちゃんパンダはとても弱いため、最初の1週間が勝負です。リスクは高く、油断は禁物」と取材に答えています。
24時間体勢の完全監視下での保護体制を敷かなければいけませんとのこと。
パンダの双子が生まれた場合、ジャイアントパンダは1頭しか育てられないってホント?
ところで中国四川省で、野生のパンダが「双子」を出産した場合、1頭しか育てられないことをご存知でしょうか。
双子が生まれた場合、見た感じで母親パンダも判断するらしく、体長が大きいサイズ、元気なほうの1頭を選んで子育てを行うそうですよ。
もう1頭は「育児放棄」してしまう習性があるとのことです。
野生のパンダにとって、「双子」が生まれるということは、生物学的に見ると単なる予備的な感覚しかなく、お乳も1頭分の母乳しか出せません。
パンダには「より強い子孫を残す」といった習性があるみたいですね。
ところで東京都内にもたらす経済効果は?
妊活の末、5年ぶりにシンシンが生んだ赤ちゃんですが、その経済効果はどれほどのものになるのでしょうか。
12日読売新聞朝刊掲載、関西大学の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)が検証したところによりますと、年間約267億4736万円の上るとの試算結果を公表しました。
宮本名誉教授は「小さなパンダがそれだけの経済効果を出すのは、他に類を見ないでしょうね」と語る。
経済効果は周辺企業の売上に影響する「一次的波及効果」「ニ次的波及効果」
パンダの赤ちゃんが生まれたことによる経済効果は直接的な効果に加えて、周辺地域で食事をしたり、グッズの購入など、その原材料となる物資を販売・製造している企業への売上げ増加などもかなり見込まれています。
こうした「一次的波及効果」が75億円となるわけです。
さらに、上野動物園や周辺企業などで働く従業員やアルバイトの収入が増えることで、増えた分の収入による消費が活性化することによる「ニ次的波及効果」があります。
この「ニ次的波及効果」が45億円になります。
すごいですね。
こんな小さなパンダの赤ちゃんがもたらす経済効果は、一般人から見たら天文学的な数字ですよね。
でも明るいニュースで、元気もらえますね。
上野動物園パンダの赤ちゃん シンシンママになる!その経済効果は?まとめ
とにかくなんといっても「可愛いい!」の一言でしか表せませんね。
ちょっとした動きやしぐさでも、くぎづけになってしまいますものね。
親パンダでも子パンダでも、どうしてあんなに可愛いんだろか。
経済効果が年間約267億4736万円も出るというのもうなずけてしまいますね。