あなたは質の良い眠り、悪い眠りがあるのご存知でしょうか?

睡眠の質がいいと、朝スッキリした感じで、さぁー今日もがんばろう!という気になれますよね。

悪いと何となく集中力に欠けるし、仕事に支障があると思いませんか。

でもね、ちょっとしたことで睡眠の質を上げることができるんですよ。

今回は、睡眠の質を上げることができる、羽毛布団についての基礎知識を会話形式でご紹介したいと思います。

目次

羽毛についての基礎知識

羽毛布団の豆知識

 羽毛ふとんって気持ちよく眠れるの?

 

羽毛ふとんはグースやダックといった、水鳥たちの羽毛が使用されています。水鳥たちの羽毛には厳しい自然環境を生き抜くための機能が備わっているんです。そのため、優れた保温性と吸湿放散性を生かした”羽毛ふとん”なので、人間の睡眠に欠かせない保湿力と寝ている間の汗を吸い取って外に放つ機能で、気持ち良い眠りをもたらします。そこで日々の暮らしに良い効果があることから、健康寝具として高い評価と人気を呼んでいるんですよ。

 羽毛が暖かくて快適な秘密は?

 

羽毛ふとんの快適さには大きく4つの秘密があります。

  1. 羽毛は空気を大量に含んでいるので、「かさ高」性に富んでいるんですよ。通常のポリエステル綿などの布団に比べて暖かく軽いので、体に負担が少なく快適です。
  2. ドレープ性がよく体にフイットするので、暖かい空気を逃さず、冷気の侵入を防ぎます。
  3. 羽毛は吸湿性・放湿性に富んでいるので、眠っている間の汗を吸収し発散を繰り返しているので、蒸れにくくさわやかなんです。
  4. 羽毛は弾性回復率に富んでいるため、他のふとんのように頻繁に日干しする必要がありません。ただし保温性の維持や日光消毒のため、月に1~2回また1~2時間程度のカバーをかけて日干しすることを、おススメしていますとのことです。

 

 

 

 ダウン85%とかフェザー15%ってどういう意味?

羽毛ふとんに使われる羽毛は、ダウンとフェザーの2種類に分けられます。ダウン(綿羽)は主に水鳥の胸から腹部に多く見られるタンポポ上の羽毛で、空気を含んだ軽さが特徴です。フェザーは一般的に羽根と呼ばれる部分で、弯曲した羽軸を持ち弾力性に優れています。ダウン85%フェザー15%という表示は、羽毛ふとんの中のダウンとフェザーの重量比率を表していますよ。

 

 

 

 

 良い羽毛ってどんな羽毛のこと?

 

良い羽毛ふとんを一言でいえば、ダウンの品質が優れていることなんです。ダウンボールの中から放射状に出ている羽枝に小羽枝がついており、よい小羽枝は絡み合わないので固まることはなく、羽毛ふとんがふんわりと軽やかです。よいダウンボールは空気をたくさん含むので、かさ高性がよく暖かなのです。ちなみにダウンは、1羽の水鳥から少量しか採取できない、貴重な素材なんですよ。

 

 

羽毛ふとんの取り扱い方法

 長く大切に使うには・・・・?

 

次の5つの注意事項を守って正しくお使いください。

  1. 羽毛はどんな小さな穴からでも飛び出します。絶対に針や安全ピンで衿カバーなどと、取り付けないでくださいね。
  2. 側生地の汚れや痛みを防ぐため、カバーやシーツをかけてお使いください。またシーツやカバーはこまめに洗濯してください。
  3. ふとんは、天日干しするか、布団乾燥機で乾かしましょう。かさ高、弾力が増して使い心地が良くなりますよ。
  4. 縫い目などから羽毛が出てくることがありますが、問題ありません。
  5. 臭いがしたら、布団を折りたたんで臭気を押し出し、新しい空気を入れ替えましょう。3~4時間風通しのいいところに陰干しすると消えていきます。

 

 収納や保管について教えてください。

羽毛ふとんは、敷ふとんを下に、掛けふとんを上にして収納します。しばらく使わないときは、一度天日干ししてからカバーやシーツを外し、湿気のない場所に保管します。またダニやカビの発生を防ぐために、使わない間でも時々天日干しすることをおススメします。そして、たたんで通気性の良い布やカバーに防虫剤を入れ、包んで保管します。(その際、防虫剤の注意事項をよく読むこと)

 

 

 干すときの注意点は?

 

羽毛ふとんを干すときは、布団全体に日光が当たるように布団の表と裏を片面づつ1時間くらい、月に1~2回程度が目安です。天日干しする場合は、側生地の痛みや汚れなどを防ぐため、シーツやカバーをかけて干します。またふとんを強くたたいたりすると、側生地や詰め物が痛み、またホコリの原因にもなりますので、どうしても表面のホコリが気になるようでしたら、手で軽くはたきます。

 

 

 

 洗濯はどうしたらいいの?

 

ご家庭での洗濯はできません。もし部分的に側生地が汚れたら濡れた布ですぐに拭き取り、つまみ洗いなどした後、十分に乾燥させます。やむを得ずクリーニングする場合は、布団に表示されている方法に従ってくださいね。

 

羽毛ふとんの取り扱いなど 優れもの基礎知識ガイドBOOK!まとめ

こうしてみると自然の羽毛って、優れた保温性と吸湿放散性を持っているんですね。

わかるような気もします。

自然界にいる水鳥ですからね!

貴重な羽を抜いて我々の寝具に使っているのですから、ぐっすり眠れないわけがないですよね。

私も羽毛ふとんを使っていますが、もう10年以上も使っていますからね。

とにかく軽くてあったかいですから、体に負担がありません。

羽毛ふとんって、良い眠りに一役買ってくれそうですね。