女性の体は、年齢とともにホルモンの分泌が減少し、やがて閉経を迎えることになります。
閉経の前後には、のぼせ、めまい、耳鳴り、憂鬱、イライラ、手足のしびれなどいろいろな症状が出ます。
これらを総称して更年期障害というのですが、症状は人さまざまのようですね。
この症状は、病気というほどでもないのですが、まわりからなかなか理解されず、逆にストレスとしてたまることが多いようです。
そういう私も43歳過ぎたころからまず目の疲れから始まり、イライラ、頭痛、ストレス太り、耳鳴りとじわじわと襲ってきたことを覚えています。
ただ何もしないで、時に流されていたんでは、症状は悪化するばかりですので、あなたの辛い症状を少しでも緩和できれば嬉しいと思います。
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目次
女性に多い更年期障害の悩みを簡単ツボで解消したい!
手のツボ刺激は体全体に効く
手のツボは体のいろいろな部位にあり、人間の全身が反映されています。
なので手のツボだけでもあらゆる病状に対処することができますので、症状に対して的確な個所のツボを押さえると、いくらか症状が緩和されるでしょう。
上記手の図解は「手の甲」と「てのひら」を示しています。
「手の甲」は骨や関節がメインとなってそれぞれの位置を示しています。
「手のひら」は体の内部の器官などを表しています。
症状に合わせて各部位を押したりもんだりして、症状をやわらげ緩和させるといいでしょう。
ツボを刺激する道具
【ゴルフボール】 【歯ブラシ】 【ボールペン】 【洗濯ばさみ】 【つまようじ】
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■ 疲れ目
【原因】
現代の生活はパソコンやテレビ、携帯電話、スマホなど目を酷使しがちです。
瞼がショボショボしたり、麻痺したり、ドライアイになったりで、眼精疲労を起こす要因があちこちにあります。
只の疲れ目と放置していると、どんどん悪化し、肩こりや頭痛を伴い、普段の生活や仕事に影響してくるものです。
【対処法】
眼点(がんてん):眼精疲労に効くツボ。親指の関節の内側のところ。
合谷(ごうこく):疲れ目に限らず、あらゆる症状に効く万能なツボ。親指と人差し指の骨が交わるくぼんだところ。
少沢(しょうたく):小指の爪の生え際の外側。やや強めに押しもみする。疲れたなと思ったらこまめにもむとよい。
刺激ポイント
■ 肩こり
【原因】
女性の半数以上が肩こりに悩んでいるといわれています。
ただし今日においては、肩こりは病気とは認められていません。
はっきりとした治療法がないのです。
しかし、先の疲れ目から引き起こされる肩こりなど何らかの原因が潜んでいます。
立っていても座っていても、肩は頭を支える首の土台となる重要な部位です。
同じ姿勢をしないでツボを刺激してみましょう。
【対処法】
合谷(ごうこく):肩こりに限らず、あらゆる症状に効く万能なツボ。親指と人差し指の骨が交わるくぼんだところ。
肩点(けんてん):人差し指の側面、手を握ったときに骨が一番出るところ。さまざまな原因の肩こりに効くといわれるツボ。
後けい(こうけい):こぶしを握ってできる小指側のシワの先頭にある。首まわりの血行を促進する。
刺激ポイント
■ 首のこり
【原因】
肩と同様に、首のこりも悩む女性は増えています。
寝ている状態を除いては、首はずっと頭を支えています。
頭は人体の中でもとりわけ重い部位ですから、それを長時間支える首の負担は相当大きなものです。
姿勢が悪いとさらに負荷がかかりますので、首のこりの原因にもなります。
【対処法】
合谷(ごうこく):首のこりに限らず、あらゆる症状に効く万能なツボ。親指と人差し指の骨が交わるくぼんだところ。
頸項点(けいこうてん):手の甲側の人差し指と中指の付け根にある、骨と骨の間のところ。少し強めに押しもみすることで血行が促進される。
刺激ポイント
女性特有の更年期障害を「手のツボ」で簡単に解消しよう!まとめ
女性の更年期障害はいつどのようにして発症するのか、人それぞれですので予備知識として知っておくのも大事かと思います。
知識があるのとないのとでは、普段の生活にずいぶん差がでることでしょう。
取り返しのつかない状態にもなりかねませんので、40歳過ぎたころには、ご自分の体調に気を使い、変調が出た場合何らかの対処は必要かと思います。
手や腕や足のツボもありますので、これからこれらもまとめてご紹介していきたいと思っています。
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